株式会社ダスキンと株式会社モスフードサービスは平成20年2月20日に資本・業務提携規約を凍結し「モスド」という共通ブランドを立ち上げました。
業務提携に関する内容は外食産業に関する分野で、モスフードサービスがダスキンの株の1.5%、ダスキンがモスフードサービスの株の4.1%を取得しています。
その具体的な提携内容は「出店」「購買」「商品開発」「物流」「品質管理」「新事業開発」「営業・促進」「海外」の8部門に分かれて検討されていくことになりました。
短期的なモスドとしての事業計画のうち、商品開発に関してのキーワードは共通することとし、商品を開発や同時期にキャンペーンを行うこととしています。
品質管理、衛生管理に関しては、モスフードサービスの店舗衛生管理システムを試験的にミスタードーナツの一部直営店で取り入れることとしています。これにより、一歩出遅れていたミスタードーナツの品質面も強化することができ、モスドとともに更なる品質管理と衛生管理の向上を目指していくようです。
「物流」に関して言えば、流通コストとのパフォーマンスを睨みながら、モスドとして共同配送が可能であるエリアにおいて、共同配送を順次行っていく方針です。
これにより、配送ルート数が10%程度減少でき、排出ガスも13%削減できる予定です。つまり、今回のコラボレーションにより環境にも優しくなるということが期待されます。
スタートは東海エリアから2008年10月を目途に開始する予定とのことです。
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