モスドとしてモスバーガーと業務提携したミスタードーナツを展開しているのは、株式会社ダスキンです。
前回はこのダスキンの事業展開についてお話いたしました。
これからお話するのは、ダスキンの事業の歴史です。
読んでいただくとわかるのですが、ダスキンがこれほど成長した背景には「提携」が
カギであったことがわかります。
ダスキンは1963年に創業され、大阪府吹田市に本社を構え、清掃業務からスタートしました。
社名のダスキンという名前はほこりを意味する「ダスト」と「雑巾」を掛け合わせたものです。
キャッチフレーズは「世の中の人に喜ばれる喜びのタネまき」を掲げています。
また、独特の文化もあります。
社内では給料のことを「お下がり」、ボーナスは「ご供養」と呼ばれているそうです。
ダスキンをこれほど大きな事業に育てたのは、アメリカで知った当時の新しいビジネスモデルであるフランチャイズシステムの導入が始まりでした。
そして、ここからが提携の歴史の始まりになります。
まず、アメリカと提携した会社は4つです。
ドーナツ販売業務では、ミスタードーナツ・オブ・アメリカ社と提携を開始しました。
サービスマスター社とは、サービスマスター事業、害虫獣駆除事業、メリーメイド事業で提携しています。
ユナイテッドレントオール社とはレントオール事業に関する提携。
H.N.フェルナンデス社とカフェデュモンド事業で提携しています。
「日本の会社とは提携しないの?」
と思われたかもしれません。
もちろん、日本の会社とも提携しています。
日本の会社では日本水産株式会社と共同出資による「ザ・どん事業」を開始し、2004年に三井物産株式会社とも業務提携を開始しました。
2008年にはご存じ、モスドことモスフードサービス、そして株式会社サカイ引越センターとも業務提携しました。
このようにモスドだけでなく、いろいろな会社と提携してここまで大きな企業に成長したのです。
これからも楽しみな会社ですよね。
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