モスドとしてモスバーガーと業務提携したミスタードーナツですが、ミスドではドーナツやパイのほかにも人気のメニューがあります。
「人気のメニュー?なんかありましたっけ?」
はい、意外に知られていないのが、「チャイナメニュー」なんです。
「チャイナメニュー?なんですかそれは?」
はい、もう10数年前の話ですが、スタートしたのは1992年、「ミスター飲茶」として始まりました。
当初は、蒸し器などのアイテムが1200万円近くかかってしまうということで一部店舗のみでの取り扱いだったんですね。
ところが、ドーナツと飲茶というアンバランスな組み合わせが絶妙ということで、一躍人気となって少しずつ取り扱い店舗が増えていったのです。
発売当初は、ごまだんご、シュウマイ、肉まんなどの単品のほか、おかゆセット、汁そばセット、涼麺セットなど、まさにチャイニーズな顔ぶれが勢ぞろいしていました。
そして、その人気を受けてか、1994年からは、ふかひれスープ、ココナッツだんご、マンゴープリン、といったデザート類も販売されてます。
その後も、続々と、ピリ辛涼麺やらマーラーカオ、坦々麺やチャーハンと次から次へとチャイナメニューが増えていったのです。
涼麺もエビと野菜、鶏五目など種類が増えていきました。
そして、近年では、覚えている方もいらっしゃるかと思いますが、2002年5月に「肉まん」に無認可添加物が混入していたため一時的に販売が中止になってしまったんですね。
ところが、2003年11月には、安全性を重視した「ミスター肉まん」という商品ブランドで販売を再開することができたのです。
ミスドの飲茶シリーズの魅力は、やはり、麺類が低価格なことですね。
物価上昇が目覚ましい昨今では、低価格の商品は、消費者にとって本当にありがたいものです。
今後は、モスドブランドとして新メニューの中に「飲茶シリーズ」が新しいアイデアとともに復活するのでしょうか。
もしかすると、モスバーガーでミスドの麺が食べられる日も来るかもしれませんね。
PR